児童発達支援センター
くえるぼ キッズ
支援プログラム
児童発達支援センター
~基本情報~
センター名:くえるぼキッズ
所在地:栃木県栃木市今泉町1-4-8 とちぎコープテナント棟1F
営業時間:08:30~17:30
送迎実施:無し
支援について
・個別療育(40分)
・集団療育(1時間~1時間30分)
~くえるぼキッズの理念~
1. 子どもの可能性を最大限に引き出す
くえるぼキッズでは、すべての子どもが持つポテンシャルを尊重し、それを引き出すことを目指しています。一人ひとりの個性や興味に応じたオーダーメイドプログラムを提供し、療育を行います。
2. 安全で温かい環境の提供
子どもたちが安心して学び、遊べる環境を整えることを最優先としています。温かく支援的なスタッフが常に見守り、安心して成長できる場を提供します。
3. 家族と共に歩む
くえるぼキッズでは、家族への支援として、定期的な面談や情報提供を行い、家族と一緒に子どもの成長を見守ります。
4. 継続的な成長と学び
常に最新の知識や技術を取り入れ、スタッフ自身も継続的に成長し続けることを目指しています。定期的な研修や勉強会を通じて、質の高い支援を提供します。
この理念に基づき、くえるぼキッズは子どもたちの健全な発達と明るい未来をサポートすることに全力を尽くします。
~支援方針~
1. 個別療育・小集団療育
すべての子どもたちに対して、個々のニーズや発達段階に合わせた支援を行います。一人ひとりの特性を理解し、それに応じたプログラムを提供します。
2. 家族・地域との連携
ご家庭や地域と密に連携し、子どもの成長を支えるための情報共有やサポートを行います。家族とのコミュニケーションを大切にし、共に子どもの未来を考えます。
3. 専門性の向上
スタッフは常に最新の知識や技術を学び、専門性を高め続けます。研修や勉強会を通じて、質の高
い支援を提供することを心がけます。
4. 楽しい学びの提供
子どもたちが楽しみながら学び、成長できるように工夫します。遊びや体験を通じて、自然な形での学びを促進します。
くえるぼキッズは、これらの方針に基づき、子どもたちの豊かな成長を全力でサポートします。
支援プログラム
本人支援
「本人支援」とは、障害のある子どもの発達の側面から、心身の健康や生活に関する領域「健康・生活」、運動や感覚に関する領域「運動・感覚」、 認知と行動に関する領域「認知・行動」、言語・コミュニケーションの獲 得に関する領域「言語・コミュニケーション」、人との関わりに関する領 域「人間関係・社会性」の5領域を相互に関連づけた支援プログラムである。「本人支援」の大きな目標としては、障害のある子どもが、将来、日常生活や社会生活を円滑に営めるようになることである。
〇健康・生活
~ねらい~
a)健康状態の維持・改善 b)生活のリズムや生活習慣の形成 c)基本的生活スキルの獲得
~支援内容~
(a)健康状態の把握
健康な心と体を育て、自ら健康で安全な生活を作り出すことを支援する。
健康状態の常なるチェックと必要な対応を行う。 意思表示が難しい子の特性や発達過程に配慮し、小さなサインに気づけるようにきめ細やかな観察を行う。
(b)健康の増進
睡眠・食事・排泄等の生活のリズムを身に着けられるように支援する。
食を営む力の育成に努めるとともに、楽しく食事ができるよう、専門職(言語聴覚士・理学療法士等)が適時必要な評価を行い、口腔内機能・感覚等に配慮しながら、支援(咀嚼・嚥下・姿勢保持・自助具等)を行う。さらに、病気の予防・安全への配慮を行う。
(c)リハビリテーションの実施
それぞれの子どもに適した身体的、 精神的、社会的訓練を行う。
(d)基本的生活スキルの獲得
身の回りを清潔にし、食事、衣類の着脱、排泄など生活に必要な基本的技能を獲得できるよう支援する。
(e)構造化など生活環境を整える
生活の中で、さまざまな遊びを通して学習できるよう環境を整える。
また、障害特性に配慮し、時間や空間を本人に分かりやすく構造化する
☆☆具体例☆☆
・日常生活動作に関わる支援(手洗い・更衣動作・排泄)
・持ち物の管理や生活に必要な基本的技能への支援
・専門的な職員による個別支援 等
〇運動・感覚
~ねらい~
a)姿勢と運動・動作の向上 b)姿勢と運動・動作の補助的手段の活用c)保有する感覚の総合的な活用
~支援内容~
(a)姿勢と運動・動作の基本的技能の向上
日常生活に必要な動作の基本となる姿勢保持や上肢・下肢の運動・動作の改善及び習得、関節の拘縮や変形の予防、筋力の維持・強化を図る。
(b)姿勢保持と運動・動作の補助的手段の活用
姿勢の保持や各種の運動・動作が困難な場合、姿勢保持装置などの様々な補助具等の補助的手段を活用しての支援を行う。
(c)身体の移動能力の向上
自力での身体移動や歩行、歩行器や車いすによる移動など、日常生活に必要な移動能力の向上のための支援を行う。
専門職(理学療法士等)が、適時必要な評価を行い、支援内容を立案し、実施していく。
(d)保有する感覚の活用
保有する視覚、聴覚、触覚などの感覚を十分に活用できるよう遊びなどを通して支援する。
(e)感覚の補助及び代行手段の活用
保有する感覚器官を用いて状況を把握しやすくするよう、眼鏡や補聴器等の補助機器を活用できるよう支援する。
(f)感覚過敏への対応(感覚過敏・鈍磨)
感覚や認知の特性(感覚過敏や鈍麻)を踏まえ、自分に入ってくる情報を適切に処理できるよう支援し、感覚の過敏さや認知の偏りなどの個々の特性に配慮 する。
☆☆具体例☆☆
・様々な遊具(感覚統合遊具・シンキング運動遊具)や補助具(食具やハサミ、ペグ)を用いた支援
・デジタルアートを用いたリハビリテーションの実施
・サーキットや屋外遊技場での訓練
・歩行器や立位保持装置等を用いた支援 等
〇認知・行動
~ねらい~
(a)認知や行動の発達 (b)空間・時間、数などの概念形成の習得
(c)対象や外部環境の認知を 適切な行動に改善
~支援内容~
(a)感覚や認知の活用
視覚、聴覚、触覚などの感覚を十分活用して、必要な情報を収集して 認知機能の発達を促す支援を行う。
(b)知覚から行動への認知過程の発達
環境から情報を取得し、そこから必要なメッセージを選択して行動につなげる一連の認知過程の発達を支援する。
(c)認知や行動の手掛かりとなる概念の形成
物の機能や属性・形・色・音が変化する様子、空間・時間などの概念の形成を図ることで、認知や行動手掛かりとして活用できるよう支援。
(d)数量・大小・色等の習得
数字・数詞対応課題、計数課題、数唱課題などの数概念の習得のための支援を行う。
数量や形の大きさ、重さ、色の違い等の習得のための支援を行う。
(e)認知の偏りへの対応
認知の特性を踏まえ、自分に入ってくる情報を適切に処理できるように支援し、
認知に偏り等の個々の特性に配慮する。また、こだわりや偏食等に対する支援を行う。
(f)行動障害への予防及び対応
感覚や認知の偏り、コミュニケーションの困難性から生ずる行動障害の予防、
及びて適切行動への対応の支援を行う。
☆☆具体例☆☆
・空間認知能力に関する支援(パズル・型はめ・風船バレー等)
・文字や数に関する支援(プリント・アナログ玩具等) 等
〇言語・コミュニケーション
~ねらい~
(a)言語の形成・活用及び受容・表出 (b)コミュニケーションの基礎的能力の向上
(c)コミュニケーション手段の選択と活用
~支援内容~
(a)言語の形成と活用
具体的な事物や体験と言葉の意味を結びつけるなどにより、体系的な 言語の習得、自発的な発声を
促す支援を行う。
(b)受容言語と表出言語の支援
話し言葉や各種の文字・記号等を用いて、相手の意図を理解したり、自分の考えを伝えたりするなど
言語を受容し表出する支援を行う。
(c)人と相互作用によるコミュニケーション能力の獲得
表情や身振りなどの非言語的コミュニュケーション手段などを用いて意思の伝達ができるよう支援。
(d)読み書き能力の獲得のための支援
聴覚に障害のある子どもや発達障害の子どもなどの障害特性に応じた読み書き能力の向上のための
支援を行う。
(e)コミュニケーション機器の活用
各種の文字・記号、絵カード、機器等のコミュニケーション手段を適切に選択、
活用し、意思伝達が円滑にできるよう支援する。
(f)文字言語、手話、動作によるサインの活用
手話を含む言語、文字の表示、点字、音声、触覚、平易な表現などによる多様な
コミュニケーション手段を活用できるよう支援する。
☆☆具体例☆☆
・ソーシャルスキルトレーニングに基づいた支援
・数人での集団療育や集団活動(ごっこ遊びやスキンシップ遊び等)
・オノマトペを用いた遊び 等
〇人間関係・社会性
~ねらい~
(a)他者とのかかわり(人間関係)の形成 (b)自己の理解と行動の調整
(c)仲間づくりと集団への参加
支援内容
(a)アタッチメント(愛着行動)の形成
人との関係を意識し、身近な人と真筆な関係を気づき、その信頼感関係を基盤として、
周囲の人と安定した関係を形成するための支援を行う。
(b)模倣行動の支援
小さな動き、大きな動き、口の動きなどを模倣することにより、社会性や対人関係の芽生えを
支援する。
(c)一人遊びから共同遊びへの支援
周囲に子どもがいても無関心である一人遊びの状態から、役割分担を作ったり、
ルールを持って遊ぶ協働遊びを通して、社会性の発達を支援 する。
(d)自己の理解とコントロールのための支援
自分のできることできないことなど自分の行動の特徴を理解し、自己肯定感を強める支援。
(e)集団への参加への支援
集団に参加するための手順やルールを理解したり、遊びや集団活動に参加できるよう支援する
☆☆具体例☆☆
・集団での活動や遊び(ごっこ遊びや役割分担等)
・御用課題
・ソーシャルスキルトレーニングに基づいた支援 等
移行支援
「移行支援」とは、地域社会で生活する平等の権利の享受と、地域社会への参加・包容(インクルージョン)の考え方に立ち、障害の有無にかかわらず、全ての子どもが共に成長できるよう、障害のある子どもに対する「移行支援」を行い可能な限り、地域の保育、教育等の支援を受けられるようしていくとともに、同年代の子どもとの仲間作りを図っていけるための支援プログラムである
(ア)ねらい
a 保育所等への配慮された移行支援
b 移行先の保育所等との連携(支援内容等の共有や支援方法の伝達)
c 移行先の保育所等への支援と支援体制の構築
d 同年代の子どもとの仲間作り
(イ)支援内容
a 具体的な移行を想定した専門職による子どもの発達の評価および支援
b 合理的配慮を含めた移行に当たっての移行先の環境の評価および支援
c 具体的な移行先との調整
d 家族への情報提供や移行先への見学・環境調整
e 移行先との援助方針や支援内容等の共有、支援方法の伝達
f 子どもの情報・親の意向等についての移行先への伝達
g 併行通園の場合は、利用日数や時間等の調整
h 移行先の受け入れ体制づくりへの協力
i 相談支援等による移行先ヘの支援
(ウ) 支援に当たっての配慮事項
児童発達支援センター くえるぼキッズの職員は、子どもの発達の状態及び発達の過程・特性等を理解し、一人一人の子どもの障害種別、障害の特性及び発達の状況に応じた支援を行い、障害種別に応じて、設備・備品への配慮のほか、子どもや保護者との意思の疎通、情報伝達のための配慮を行っていく。
家族支援
「家族支援」とは、障害のある子どもを育てる家族に対して、障害の特性に配慮し、子どもの「育ち」や「暮らし」を安定させることを基本とし、保護者が子どもの発達を心配する気持ちを出発点とし、障害があっても子どもの育ちを支えていける気持ちが持てるようになるまでの過程において、関係者が十分な配慮を行い、日々子どもを育てている保護者の思いを尊重し、保護者に寄り添いながら、子どもの発達支援に沿った支援プログラムである。
ア ねらい
(ア)家族からの相談に対する適切な助言やアタッチメント形成(愛着行動)等への支援
(イ)家庭の子育て環境の整備
(ウ)関係者・関係機関との連携による支援
イ 支援内容
(ア)子どもに関する情報の提供と定期的な支援調整
(イ)子育て上の課題の聞きとりと必要な助言
(ウ)子どもの発達上の課題についての気づきの促しとその後の支援
(エ)子どもを支援する輪を広げるための橋渡し
(オ)相談支援専門員との定期的な支援会議や支援計画の調整
(カ)関係者・関係機関の連携による支援体制の構築
(キ)家族支援プログラム(個別の面談等)の実施
ウ 支援に当たっての配慮事項
〇 家族支援は、家族が安心して子育てを行うことができるよう、さまざまな家族の負担を軽減していくための物理的及び心理的支援等を行う
〇 家族支援は、大きなストレスや負担にさらされている母親が中心となる場合が多いが、父親や兄弟姉妹、さらには祖父母など、家族全体を支援していく
〇 家族が子どもの障害の特性等を理解していくためのプロセス及び態様に配慮していく。
〇 特に、子どもの障害の特性等の理解の前段階として、「気づき」の支援も重要な家族支援の内容であり、個別性に配慮して慎重に行っていく。
〇 家族支援において明らかとなってくる虐待(ネグレクトを含む)の疑いや心理カウンセリングの必要性など、専門的な支援が必要な場合は、適切な対応を行う。
〇 家族支援を実施する際には、必要に応じて、障害児相談支援事業所、児童発達支援事業所、居宅介護(ホームヘルプ)や短期入所(ショートステイ)等を実施する障害福祉サービス事業所、発達障害者支援センター、児童相談所、専門医療機関、保健所等と緊密な連携を行って実施していく
地域支援
「地域支援」とは、 障害のある子どもの地域社会への参加・包容(インクルージョン)を推進するため、保育所等の子育て支援機関等の関係機関との連携を進め、地域の子育て環境や支援体制の構築を図るための支援プログラムである。
ア ねらい
(ア)地域における連携の核としての役割
(イ)地域の子育て環境の構築
(ウ)地域の支援体制の構築
イ 支援内容
(ア)児童発達支援センター
(a)保育所等の子育て支援機関との連携(例:保育所等訪問支援)
(b)医療機関、保健所、児童相談所等の専門機関との連携
(c)教育機関の関係者等との連携
(d)地域支援の体制の構築のための会議への出席
(e)協議会や会議等への参加
(f)児童発達支援センター等に対する理解促進のための地域への積極的な広報活動・講習会の開催
(イ)その他の児童発達支援センターとしての機能
(a)連携・ネットワークの中核機関としての役割の発揮
(b)保育所等訪問支援の実施
ウ 支援に当たっての配慮事項
〇 地域支援は、支援を利用する子どもが地域で適切な支援を受けられるよう関係機関等と連携することのみならず、地域全体の子育て支援力を高めるためのネットワークを普段から構築していく
〇 支援を利用する個々の子どもに対する個別の支援会議から生じた課題等を地域の事業所で連携しながら検討するなど、地域全体の課題として取り組んでいくように働きかけていく
〇 地域の支援体制を構築していくために重層的な支援体制が構築できるように協力していく
専門職の紹介
理学療法士
理学療法士は、基本動作や運動・姿勢の専門家。日常生活に必要な動作の獲得や感覚等へのアプローチを行います。
言語聴覚士
言語聴覚士は、言葉や口腔・嚥下機能の専門家。言葉や嚥下機能の向上に向けて、様々な側面からアプローチを行います。
公認心理士
公認心理士は、その名の通り、心の専門家。精神状態や心理的側面からお子様の発達について考え、アプローチを行います。
保育士
保育士は、保育の専門家。発達過程を把握し、社会生活・集団行動で必要な能力の獲得に向けて、のアプローチを行います。
児童指導員
児童指導員は、子どもと直接関わりをもち、心身の健やかな成長とその自立を支援する職種です。社会生活・集団行動で必要な能力の獲得に向けて、のアプローチを行います。
くえるぼキッズでの取り組み
☆職員一同、支援の質向上への取り組みとして、以下のことに取り組んでいます!
職員への研修
くえるぼキッズでは、毎週決まった時間に研修等を行う時間を設けています。
外部研修への参加
より良い支援を提供していくための取り組みとして、外部で行われる研修に積極的に参加しています。
医療機関との連携
一貫した支援ができるように、併行で病院に通院されている児童の担当者や関係機関とのやり取りをしています。
☆くえるぼキッズでは、以下のことに取り組んでいます!
交流会
保護者様や事業所様などと交流するような機会を設け、何気ない話から相談まで、様々な話をしています。
季節に合わせた制作や課題・行事の提供
季節に合わせたイベントや行事を企画し、開催しています。
附則
この附則は令和6年10月から施行する。
連絡先
住所
〒328-0027
栃木県栃木市今泉町1-4-8 とちぎコープテナント棟1F
電話番号
0282-51-2427
メールアドレス
kuerubo.kids@gmail.com